北海道民のソウルフード、らしい

北海道民のソウルフード、らしい

元々強かった

やきそば弁当が一番強い北海道だが、いつから発売されているのかというとその歴史はつい最近ではなく、世間では既にインスタント麺が日常生活で定番商品としてその地位を獲得していた頃に発売された。具体的な年代については1975年となっており、北海道にとってやきそばといえば東洋水産のやきそば弁当こそがインスタント焼きそばの中で一番美味しいと感じる人が圧倒的だたっという。実は一度、ペヤングもついに北海道上陸とばかりに販売していた持期がある。関東圏で高い人気を誇っていたこともあり、きっと成功するだろうと信じてやまなかったまるか食品だったが、結果は大惨敗で東洋水産のシェアを奪うといった地位に踊り出ることも叶わず、そのまま北海道から撤退を余儀なくされるほど強かったとのこと。

イマイチピンと来ないという人はそれはそれで無理もないだろう、北海道という1つのほぼ独立した島となっているそこで幅を利かせるまでになれたのは長年築いてきた販売網を利用した東洋水産の策だった、そう見るべきだ。昔ながらのソース焼きそばでは確かにペヤングやU.F.O.といった人気商材と比べるとイマイチ人気だと一重に言えないようなものであったが、それでも固定のファンは好んでいる。それ以上にやきそば弁当という主力商材を北海道で展開し、各地のスーパーなどで人気と言われるくらいにまで地位を押し上げた成績はさすがといったところだ。

ただ面白いことにやきそば弁当が販売されていればその他の商品も売られていると思うところだが、実際昔ながらのソース焼きそばなどは2007年2月まで販売していなかったという。一つの商材を押して販売し続け、色々な変わり種を作り出すなどブランドとしてもある意味ペヤング以上に確立しているといってもいいかもしれない。長年北海道と築いた販売網などもあって、北海道という広大な土地とネットワークは他社が真似できるような隙を見せないまでになっていたため、やきそば弁当とは北海道民にとってはソウルフードとして見られているという。

なにげに関東でも話題を集めている

やきそば弁当、北海道ではもはや定番となっており、その人気は他社の商品を寄せ付けないほどとのこと。それを象徴するように、相変わらずSNSで投稿された画像でどれだけ愛されているのかを紹介する画像があった。そこには何処にでもあるようなスーパーの特売といった感じの画像が掲載されているのだが、やきそば弁当の値段と共に記載されている一人あたりの購入上限数が書かれている。基本的には『5点』までが原則なっているが、このやきそば弁当に限っていえば、

お一人様、12点まで

購入できるという。1人、ということは家族連れで来て3人で12点を購入すれば36点購入できるということになる。さすがに多すぎるのではないかと問われるが、そもそも上限となっている個数を疑問視するべきだ。確かに人気商品ともなれば上限を引くことは珍しい話ではないが、12個まで購入できるというのはさすがに多すぎるだろうと言いたくなる。まず関東圏でこんなに多く買えるシステムも用意されていないし、いざ買おうとしても荷物的な事を考えると躊躇ってしまうという人が多い。

対して北海道の場合、広大な土地での移動が前提となっているため運転免許を持っていなければならず、基本的に買い物は車を利用しなければならない。ある道民曰く、コンビニへ行くにしても車を使わないと家に帰ってこれないというリアル過ぎる実情を話しており、北海道というところが改めて地方都市という位置づけであることを思わせる瞬間でもある。

そんな北海道でネットワークを築いて成功し続けているやきそば弁当だが、最近になって関東にも進出しているという。まだまだ一部店舗での取り扱いのみとなっているため本格的とは行かないが、それでも食べた人たちからは好評を博す声が聞こえてきている事を考慮すると、今後多くの人に愛される商品になる可能性は大いに有り得る。現在のところペヤングソース焼きそばがまだ市場へ復活していないことも相まって、どれだけの人を取り込めるかは東洋水産の力の見せ所だ。

過熱する一方で

都内でもついに販売されていると言われているが、何も情報を持っていない人が見たらまずやきそば弁当といわれて普通のインスタントカップ焼きそばと想像する人はいないだろう。やきそばを主軸としたお弁当、こう見たほうが知らない人たちにすれば正しいと思うはず。だがそれも冷蔵スペースに陳列されていない時点で可笑しいと気づくとは思うが。

そうこうしている内、関東圏内で展開しているシェアを崩すためにも東洋水産としては早めのやきそば弁当襲来を企んでいると見える。今なら昔ながらのソース焼きそばを愛用してくれている人たちを始め、それ以外のインスタント焼きそばを愛好している人たちにこんな斬新な商品を販売しているとアピールする機会としては申し分ない。これでもしも現在復帰が待ち望まれているペヤングが登場してしまうと、関東における絶対的な不動の地位を打ち崩すことは出来なくなってしまう可能性は十分ある。

あとは機会を待つだけといったところだが、どのようにやきそば弁当が関東の人々の受け入れられるか、少し見どころかもしれない。

魅惑の香り!ソース焼きそば♪

焼きそばってなんでこんなに美味しいんだろう?